遠藤周作「真昼の悪魔」


1984年12月24日に新潮社より発売された、遠藤周作さんの「真昼の悪魔」がドラマ化されることになり、話題になっています。そんな、遠藤周作「真昼の悪魔」を読んだ人の感想が面白かったのでまとめてみました。

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遠藤周作( エンドウ・シュウサク)とは


1923年東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。

フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。

主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。

遠藤周作「真昼の悪魔」の感想

・推理物語を楽しませつつ、悪魔とは何かを考えさせられる本書は、心に強く残る一冊だと思う。それにしても『女医』の行う『いやらしい悪』に気分を悪くさせられたなぁ。

・この小説が書かれたのは約40年くらい前だろうか。今と比較すると古めかしい表現が多いと感じるのは仕方ない。はっきりしないかたちで終わるのが残念だと思った。

・かなり吐き気をもよおしてしまう作品。それは誰にでも潜む心の悪が赤裸々に書かれてる。絶対読んだ方がいい!

・冒頭に神父さんが「エクソシスト」を例にとって、悪魔は実在すると説く場面からこの物語は始まります。主人公は美貌で愛らしい笑顔をもつ女医。物語の中にはなんとも殺伐とした事件が沢山でてきます。 

・この小説には勧善懲悪もなく、また宗教の目に見えた救いも現れません。発生する事件、女医の口にする言葉どれも、どこかで聞いたことのあるようなものです。クリスチャンである遠藤周作はこの本で何を言いたかったのだろう。宗教の不在を言いたかったのだろうか。読み終わったときに遠藤周作という人を考えて、すっかりと腕組みをしてしまった本でした。

・どんな悪を犯しても痛みを覚えぬ白けた虚ろな心をもつ女、を描く。「動機の無い犯罪」が現れ始めた頃に書かれたものなんだろうと思う。遠藤周作自身がキリスト教徒である点が、上手く作用している。

・遠藤周作らしいミステリー作品。
「いつの間にか埃が部屋に溜まるように悪魔はひそかに、目だたずに人間の心に入る」
悪魔からの誘いと気づくことなく、私達は日々を過ごしている。そしていつの間にか悪魔に心は占拠されて・・。寒くなる恐ろしい作品です。しかし私達はその現実を知らなくちゃいけないのでしょう。

・内容が好きか嫌いかといったら、好きではないながら、星は五つ。とにかく怖かったです。陰湿な悪を続ける女医。女優ばりの美人なのに、何にも無感動で、良心の呵責を感じるかどうかためすために様々な悪を働く。

・医療問題とも絡ませながらミステリー調に進むけれど、これはミステリー本だという感覚はなかったです。

・何をやってもむなしい。次々と男と寝ても、精神薄弱の少年を操って動物虐待をさせても、何をやっても罪悪感を感じない。そんな女医にふりまわされ、精神を病んだ入院患者と彼を助けようとする神父。

・なんか暗い。ミステリーという触れ込みらしいけど、人間の暗部というか、人間のもう一つの側面って感じかな。こんな罪の意識を感じない人が最近は増えているのかもしれない。

・よくわからんけどなかなかスリルある。芳賀の最後の言動はさすがに予測つかなかった。

・一般に「悪」と言われる事を、とにかく試してみる医師の何も感じない空虚な心。今は医療ドラマが多く放送されていますけど、この本の映像化は絶対無理と思います。なので、是非たくさんの方に読んでもらいたい小説だと思います!

・弁解のない「悪」の描写がむしろ心地よい。ある種の女性の本質が描かれている。フィクションだけど、こういう人って実は結構いるはず。

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遠藤周作「真昼の悪魔」感想まとめ

遠藤周作「真昼の悪魔」を読んだ人の感想を見ると、描かれている内容が、映像向きではないことが伺えます。主人公は女医ですが、医療ドラマとして期待はせず、サスペンスとして楽しむのが良さそうですね。

そんな遠藤周作「真昼の悪魔」のドラマは、フジテレビ系で2017年2月4日(土)23:40~放送されます。放送コードぎりぎりと思われる「真昼の悪魔」に期待しましょう!

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