あなたのことはそれほどではるさんが演じている主人公のみつ。ネット上ではみつが嫌い。最低な女。という意見も多く、あまり好かれてはいません。
私もみつが嫌いな一人でしたが、ドラマを見ているうちに嫌いを超えてだんだんみつが可哀想になってきました。有島とも先が見えず、りょうたのことも何を考えているか分からなくなり完全に混乱しているみつ。
しかもおかしくなったりょうたは有島や有島の奥さんに会いに行ったりとみつにとって余計な行動ばかりを取ります。
そしてそんなりょうたにどんどん嫌気が差す、とうようにこの夫婦は完全に負の連鎖を生み出していますね。今回は、そんなみつについて考えてみたいと思います。
みつが嫌われている理由

みつは非常に自分勝手であり、自分の気持ちが一番大切な人ですね。そんな人でなければ、まず浮気はしていないでしょう。何よりも有島が大切で大好きで、運命を感じています。
りょうたに悪い、麗華に悪いなんて気持ちは全く持っていませんよね。そしてかなり夢見がちです。
そんなところがみつの嫌われる原因でしょう。もし自分の近くにいたらきっと大変な女でしょうね。香子さんという友達がいることが奇跡に思えます。
ただ自分の気持ちに正直に生きて有島と楽しく過ごしていたみつですが、りょうたとともにみつもだんだんおかしくなってきています。
みつのおかしな行動1

有島の奥さんに会いに行った時点でだいぶおかしくなっていますよね。しかもわざわざ家に行って、自分の存在を相手に知らしめるようなこと、相手の家庭を壊そうと思っていないとできないと思います。
麗華なんていなくなればいい、とはっきり言葉にはしていませんが、心のどこかでは思っているでしょうね。それが無意識的に行動に表れている気がします。
麗華にとっても有島にとっても大切な赤ちゃんに泥だらけの手で触ろうとしたのも普通の神経であればできません。このあたりからみつはだんだん自分が制御できなくなってきていると思います。
みつのおかしな行動2
りょうたともう一緒にはいられないと考え、家を飛び出したみつ。そこからまるでストーカーのように有島にラインを送り続けています。有島から返事がないにも関わらず、どんどん送っています。
これもだいぶ追い詰められた行動ですよね。以前のみつだったら有島に嫌われないようにそんなことはしなかったと思いますが、今のみつは有島に嫌われたくないというよりも、相手がどう思っていてもいいから絶対に離さないという執着のようなものを感じます。
みつの母親も言っていましたが、
「あんた、そもそも誰も選んでなかったんだよ。選んだのは人じゃない。幸せ。自分の幸せを選んだ。」
という台詞。これはまさにみつのすべてを表していると思います。さすが母親ですね。
みつは有島が好き、だから有島に幸せになってほしいというのではなく、自分が幸せでいるために有島が必要という考え方なのでしょう。だんだんそれが見えてきました。
だから有島とは絶対に離れないし、自分を脅かす存在になったりょうたとは一緒にいられない。結局みつは自分が一番大切なのです。
今後のみつ
自分勝手なのも度を過ぎてしまえば、どんなに優しい有島であってもみつから必ず離れていってしまうでしょう。しかしもうりょうたの元にも戻ることもできません。
みつは有島に会わない方が一番幸せでいられたのではないでしょうか。しかし出会って不倫という関係になってしまいました。今後のみつに残されている道はもう有島に執着し続け、諦めない以外にないでしょう。
ここまでくると嫌いを通り越して、本当に可哀想な人です。今後ドラマが進んでいく中で、みつに対してそういう感想を持つ人が多くなってくるのではないでしょうか。
みつが自分の幸せが一番大切なのではなく、誰かの幸せを一番に願えることが大切なことだと気づくことができるのか、見守っていきたいですね。
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